セブパシフィック航空は、旅客機を100機から150機発注する予定で、現在公表されている価格に基づくと最大120億USDの価値があり、これはフィリピン史上最大の航空機発注となる。

セブパシフィック航空のマイケル・スゥーチ最高経営責任者（CEO）によると、ライバル航空機メーカーが最良のオファーを出せるよう、今週末までに米ボーイング社と欧州のエアバス社に正式な提案要請書を送る予定だという。

セブパシフィック航空の責任者は、航空会社が記録破りの取引の一部ずつを両メーカーに発注する可能性は低いと述べた。 その代わりに、契約全体を獲得するための最良のパッケージを提供するメーカーとの「勝者総取り契約」であると説明した。

スゥーチ氏は、フィリピン市場には近隣諸国に比べて空路で旅行するフィリピン人がまだ相対的に少なく、人口ボーナスを享受できる利点があり、戦略的な立地と一貫した経済成長、そして観光の潜在力の高まりがあると述べた。

サンミゲル社のブラカン空港が 2026 年から 2028 年の間に運用を開始すると、航空インフラが大幅に改善されることが予想される。

参照：INQUIRER.NET、17/10/2023