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『カンボジア:ワクチン接種キャンペーンは2021年末に目標達成予定』

今年2月10日に始まった新型コロナワクチン接種キャンペーンは1,000万人への接種を目標とし、現在までに99.19%である9,913,396人への最低1回の接種が完了した。8月初旬までに、その内の9,497,809人は2回目の接種が完了し、907,176人は3回目もしくは追加接種(ブースターショット)を接種した。

カンボジアは追加接種を開始した数少ない国の1つ。ワクチン接種が可能ではないとみなされた18歳以上の成人人口である72,130人を全体の計算式に入れるとワクチン接種をしていない成人人口は15,000人以下となる。これはカンボジアの地理、ワクチンの保管と輸送の制約、および関連するロジスティクスと人材の問題を考えると注目に値する成果である。

フン・セン首相(Hun Sen)は4月のロックダウンを利用し、レッドゾーンの人々への集団接種を行うため軍を配備し、人々はワクチン接種の際のみ外出した。この戦略は非常にうまく機能し、軍が任務に当たった間、ワクチン接種率が急速に増加した。

カンボジアでは新型コロナワクチンへの反対派は非常に稀であり、事実上存在しない。それは6歳から12歳への1回目のワクチン接種率が高いことからも見て取れる。
参照:Khmer Times 、05/10/2021