『フィリピン:5.5%を超えるインフレーション、年末まで』
インフレ率は、国際市場での石油価格の上昇もあり、2022年の第2四半期と第3四半期に少なくとも5.5%の高水準を記録すると予想されている。
月曜日に発表されたマーケットコールの2022年6月号によると、インフレ率は昨年5月のに政府が目標とした2〜4%を上回った。 これは供給問題と国際市場での石油価格の上昇によるもの。値上げ率は政府の目標値を上回り、4月には前月の4%から4.9%へ、翌月には5.4%に上昇した。2022年最初の5か月間の平均インフレ率は4.1%だった。
ファースト・メトロ・インベストメント・コーポレーション(FMIC)とアジア太平洋大学(UA&P)が共同で発行した月刊誌によると、5月のインフレ率は前月比で0.5%増と、4月の1%増に比べて低いとのこと。実際の条件と季節調整済みの条件の両方で全体的に遅いペースにもかかわらず、ヘッドライン・インフレ率は今年の残りの期間は5.5%を超えるままであるという。
第2四半期の平均インフレ率は約5.4%、第3四半期は5.7%で、今年の最後の3か月で緩和されると予測されている。
参照:Philippine News Agency、04/07/2022